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2009年4月

【豚インフル】4/30 夜のニュース

今日のTV ONE18時からのナイトニュースのトップは豚インフルエンザではなく、OCR(政策金利)の引き下げだった。世界的に見て患者、疑わしい人の数は多いものの、NZの人々の関心がそこまで高くないことの証左。

最新の数字は以下の通り

豚インフルエンザと確定もしくはその可能性が強い患者 16名
(全員がオークランド在住)

インフルエンザ類似の症状が出ており、疑わしい患者 104名

隔離され、予防のためにタミフルを処方された人々 111名
(多分これらの人には症状が出ていないが、患者と接触したことが明らかなため隔離されているのだろう)

政府は地域ごとに対策センターを設置し、患者・疑わしい人々をそこに集中させる方針を発表した。
まずはオークランド空港に近いミドルモア病院がその候補としてあがっており、実際に現在オーストラリアへのトランジット客の患者などがこの病院に隔離されている。

NZ保健省のサイトでは適宜プレスリリースを発表し、最新の状況について公表している。

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【豚インフル】最新の「疑わしい」患者数

Swine flu: Two more isolated in Waikato(NZ Herald 2009/4/30)

NZ全国で113名がタミフルなどの治療を受けて隔離されており、106名がインフルエンザA型ではないかと疑われている。
#豚インフルエンザはA型のサブセットなので、A型であれば豚インフルエンザである可能性もある。

隔離されている人を地域別に分類すると以下の通り

オークランド周辺 72名
ホークス・ベイ(ネイピア) 2名
タラナキ(ニュープリモス) 2名
ワイカト(ロトルア、タウポ) 4名
ワンガヌイ 7名
ウエリントン周辺 18名
ネルソン周辺 8名
クライストチャーチ周辺 2名

-----------

大半がオークランド周辺におり、主な都市で影響がないのは南島南部にあるダニーデンのみ。

上記はあくまで「疑わしい」人数であり、現状豚インフルエンザと保健省が認定しているのは13名のみ。

なお、オークランドの街は平静を保っており、マスクをしている人はほとんど見かけない。ただし、薬局でマスク・タミフルを買う人は明らかに増えている。

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【豚インフル】4/30 朝のニュース

※ここでは主にニュージーランド国内の情報について掲載します

Big jump in suspected swine flu cases(NZ Herald 2009/4/30)

政府は豚インフルエンザにかかった可能性のある人数を96人と発表した。これには昨日オークランド空港に帰国した5名が含まれている。

これらの人々は場所が明かされていないどこかで隔離状態となっている。
(昨夜のニュースでも自宅から窓越しに電話取材を受けていた人がいた。そのため多くは自宅に、豚インフルエンザの確度の高い患者のみ病院などに隔離されているものと思われる)

豚インフルエンザと確認された患者数は計13名、うちランギトト・カレッジの生徒が12名、残り1名は彼らと同じ飛行機で帰国した乗客。(メルボルンに送った検体による確認ではなく、NZ国内で何らかの方法により確認している模様)

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【豚インフル】3名は豚インフルエンザと確認

Three test positive for swine flu in NZ(NZ Herald 2008/4/28)

インフルエンザA型と判定されたランギトト・カレッジの生徒10名のうち、3名はWHOメルボルン支局により豚インフルエンザと確認された。4人目以降は現在確認中。
#残りの生徒についても、かなりの確率で豚インフルエンザと確認されるのではないか。

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【豚インフル】4/28 朝のニュース

Three cleared of swine flu, 10 wait for results

新たな感染の情報は無し。

A型の陽性反応が出た10人がコンタクトした人について調査を続けており、接触が判明した場合は自宅待機を要請している。

この10人についてWHOメルボルンで実施している豚インフルエンザかどうかの検査結果は、早ければ本日中に判明する。

また、豚インフルエンザを疑われたノースコート・カレッジの生徒3名は陰性だった。

オークランド空港では水際での防疫体制を組み、北米・中米からの帰国者全員にヒアリングを実施、インフルエンザと思われる症状が出ている場合にはマスクを配布し、早急に医者にかかり、結果が分かるまで自宅待機することを要請している。

TVでも「疑わしい」乗客がマスクをしたままでインタビューに答えていた。中には「予防としてつけている」という回答もあった。

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ヨーロッパでも既に患者が確認されており、早晩日本を含むアジアでも確認されるだろう。これだけ世界が密につながっている現在では、インフルエンザを一地域での流行に止めることは正直困難を極める。今はNZが突出している印象があるけれど、それもあと何日かで(皮肉ではあるが)おさまるだろう。

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【豚インフル】夜のニュース

18時からのTV ONE ニュースのトップももちろん豚インフルエンザ。ランギトト・カレッジ、オークランド空港、ウエリントン、そしてシドニーからの生中継。

特に目新しいニュースは無し。以下抜粋。

ランギトト・カレッジは本日平常通りの授業。最初に今回の豚インフルエンザについての説明を行い、体調が悪くなった場合はすぐ医師に相談するように伝えていた。

インフルエンザにかかった生徒は全員自宅待機だが快方に向かっており、家族を含め外出を控えている状態。

ノースコート・カレッジの生徒3名は現在インフルエンザかどうか検査中。

薬局ではマスクとタミフル(処方せんが必要)が飛ぶように売れている。

オークランド空港では北米からの飛行機で帰国する人たち全員に調査票を配布して連絡先を確認、こちらも体調が悪くなった場合にはすぐ医師とコンタクトをとるように要請していた。

現在ランギトト・カレッジと同じ飛行機で帰国した乗客とコンタクトをとっており、うち2/3と連絡が取れ問題がないことがわかっている。また体調が悪くなった数名とその家族は現在自宅待機で外出できない状態となっていた。

---------

全体を通して、感染が広がらないように、かつパニックが起きないよううまく対応しているのではないか。

・不要な外出を避ける
・ウイルス対策マスクをつける
・家に戻ったらうがいを励行する

シンプルだけど、これに気をつけるだけでずいぶん感染の危険を減らせる。

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【豚インフル】朝のニュース

今朝のTV ONE ブレイキング・ニュースは豚インフルエンザ。といってもそれほど大きな扱いではない

Swine flu fear for 10 NZ students(NZ Herald 2009/3/27)

ニュースと今朝の新聞記事をまとめると以下の通り

土曜日朝のロサンゼルス発NZ1便で帰国したランギトト・カレッジの生徒のうち、10名がインフルエンザA型と判定された。豚インフルエンザかどうかは、検体がメルボルンのWHO支局に送られ、数日中に結果がわかるが、その可能性は「かなり高い」とされている。

同様にメキシコに渡航していたノースコート・カレッジの生徒のうち3名もインフルエンザ類似症状がでており、現在確認中。

オークランド公共保健局(Auckland Regional Public Health Service)が農業省、保健省、入国管理局、教育省などと共同して事態の対処にあたっており

「事態は完全に掌握されている」

と宣言している。

患者は自宅待機となり、タミフルを処方されている。症状は比較的軽く、快方に向かっている。入院した1名はインフルエンザ症状ではなく、「予防措置のため」の入院とのこと。

NZ航空によると、機内の空気清浄装置により99.9%のウイルスが除去されることになっている。しかし、土曜日にランギトト・カレッジと同じ便で帰国した乗客に対し、もしインフルエンザ類似の症状が出た場合は、すぐGPもしくは保健所に問い合わせするよう要請している。

今後北米・中米から帰国する乗客は、全員が一旦空港で足止めとなり、インフルエンザについてのパンフレットを渡され、少しでも体調が悪い場合は医者にかかることを要請される。

学校は通常通り開校、今回渡航した生徒の家族についても、誰もインフルエンザ症状が出ていなければ普段と同様に生活してかまわないことになっている。

ニュースでもキャスターが

「状況は完全にコントロールされているので、パニックにならないように」

と呼びかけていた

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幸いなことに患者の症状は軽い。

根拠のないうわさに惑わされることなく、公式な情報にきちんと耳を傾けていれば大丈夫。

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【3報:本日最終】チャンネル3臨時ニュース

豚インフルエンザについて、ここにきてNZ Heraldもstuff.co.nzもアップデートされなくなった。

一方、チャンネル3が午後8時10分に臨時ニュースを流していた

Students likely to have swine flu

このニュースでわかったこと

・ランギトト・カレッジは明日通常通り開校する
・患者にはタミフルが支給された
・ほとんどの生徒の症状は軽く、回復途上にある

明日学校(今日まで2週間の休暇中)がオープンするというのは正直驚きではあるけれど、それだけ症状が軽いということなんだろう。

今日はもう新しい情報は無いと思われるので、更新もこれでおしまい。

繰り返しになるけれど、今のところ患者の症状は軽く、sillydoveさんのおっしゃる通りパニックは無用。落ち着いて情報を待てばいい。

この豚インフルエンザについては、明日も適宜更新予定

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【続報】豚インフルエンザ判定には時間がかかる見通し

Ten influenza results confirmed in New Zealand teens(stuff.co.nz 2009/3/26)

10名の生徒がA型インフルエンザということは確認済み。他にノースコート・カレッジの3名(彼らもメキシコから戻ってきたばかり)が可能性があり、現在は自宅で隔離状態。うち1名は入院したが、症状は軽い。
#NZのカレッジ=高校生で、年齢は15-18歳。

ウイルスはメルボルンに送られ、豚インフルエンザかどうかの判定を受ける。そのため結果が出るまで数日かかる。

明朝からオークランド国際空港に医師、看護婦が派遣され、北米、中米からの乗客についてインフルエンザの症状が出ていないか、チェックする。

NZ保健省は

「判定が出るまでは豚インフルエンザだという推定に基づく」

として、国の保健状況について、ステータスを「白(問題なし)」から「黄信号」に変更した。

保健省は昨日ランギトト高校の生徒と一緒にオークランドに帰国したロサンゼルスからのフライトNZ1の乗客を探している。

保健省は今後も適宜情報開示するとしている。

----------

北米以外で初の豚インフルエンザ(の疑い)がNZというのは正直びっくりした。飛行機はどこでも運んでいくからねえ。

今のところ、抵抗力のある若い高校生ということもあって、症状は軽い。抵抗力の弱い老人、子供に二次感染が大きく広がらなければ、自然に収束するのではと期待している。落ち着いて保健省などからの広報に注意しておけばよいのでは。

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【速報】NZ高校生が豚インフルエンザ?

NZ students in swine flu scare(NZ Herald 2009/3/26)

しおぴー宅から車で10分くらいのところにあるランギトト高校の生徒22人と教師3人が昨日メキシコから3週間の語学研修から帰国した。そのうち、10人にインフルエンザ陽性反応が出て、これが豚インフルエンザの可能性があるとのこと。

ほとんどの生徒は回復中とのこと。

この後記者会見があるそうなので、後ほど詳細をアップします。

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08年英エコノミスト誌No1経済書「市場の変相」

市場の変相(モハメド・エラリアン:プレジデント社)

2008年英エコノミスト誌ベストワンに選ばれた経済書。辛口で知られる池田信夫blogでも手放しのほめっぷり。

いや~、面白かった。

昨年後半の金融危機前に書かれたとは思えないくらい、危機後の世界を活写してその被害の甚大さを予測、さらに一般投資家、国家、国際機関について対応策を提示している。実際にG20などは、本書の提案に沿って実現したかのようにすら思える。

現在世界経済は「昨日の市場」から「明日の市場」への"変相(transformation)"を経験していることを例示しつつわかりやすく解説。「明日の市場」がどのようなものになるかについても、かなり明確に示されている。手法は伝統的経済学だけでなく、行動経済学、脳神経学などの学際的知見も含め、立体的に現状と未来像を描いている。

そして、この「変相」の間は”ブラック・スワン”(全く想定していなかったケース)が頻発するおそれがある。一般投資家が「経験則」で判断してファット・テイルに陥り、莫大なロスを出さないようにどう対策を取るかについても1章がさかれており、実用的。
※タレブのブラック・スワンはダイヤモンド社が版権を持っているそうなのだけど、早く出版してくれないかなあ~

彼の予測はことごとく当たっているのだけど、唯一外れたのは「商品市況の急騰→インフレ」の部分。ここを修正したうえで、ぜひぜひ出版から1年間の状況分析を加えた増補改訂版を出してほしい。

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秀逸なミステリー仕立ての科学ドキュメンタリー「ハチはなぜ大量死したのか」

ハチはなぜ大量死したのか(ローワン・ジェイコブセン:文藝春秋)

巡回しているいくつかのblogで「面白かった」とレビューがあったので買ってみたけど、大正解。

2006年秋から07年春にかけて、北半球に存在していたハチの実に1/4が消滅した。CCD(峰群崩壊症候群)と名付けられたこの現象は、これまでのどんな病気とも異なっていた。

この本はまずハチがどれだけ私たちの生活に役立っているのかを丁寧に説明し、ハチの集団としての特性(緊密な共同作業)について解説。

その上で今回のCCDがどんな原因で起きたのか、携帯電話の電磁波、ダニ、農薬から果ては宇宙人の仕業まで詳細に検討し、ひとつひとつつぶしていく。

そんな中で浮かび上がってきたのは

「長年続いてきた養蜂の効率化プロセスが、蜂群を全体として弱体化させた」

というもの。この説について詳細な検討を加え、このまま自体が進展するとどうなってしまうかという悲観的な未来像と、いくつかの先進的な養蜂家が実践する対処法を紹介する。

CCDという未知の現象に対しミステリー仕立てで真相を追求し、かつハチがどれだめ世界の環境保持に役立っているかをわかりやすく教えてくれるサイエンス・ノンフィクション。

ワクワクドキドキしながら読み進んだ。オススメ。

ところで、この本には翻訳本にほぼ必ずついている「訳者あとがき」のほかに、福岡伸一による解説もついている。福岡先生の人気はよくわかるけど、素晴らしい作品なんだから屋上屋根を重ねるようなスタイルはあまりいただけません(笑)

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国際紛争で暗躍する大銀行に真っ向から対峙「ザ・バンク 墜ちた巨像」

ザ・バンク墜ちた巨像(★★★☆☆) @ Skycity Albany 日本でも公開中

「今日の金融危機を予見した」

なんてアオリがオフィシャルページや新聞のレビューにもあるのだけど、全然関係ないっす。別にデリバティブとか出てこないし。

要は国際的大銀行が武器輸出に関わり、アングラマネーに手を染め、各国政府を「債務で支配」し、邪魔者は容赦なく消していた。それをインターポールの主人公たちが暴く、というスケールは大きいけれどシンプルな勧善懲悪モノ。91年に破綻したBCCIという銀行をモデルにしているとのこと。

主人公サリンジャー役のクライヴ・オーウェンはなかなかにかっこいい。インターポールという逮捕権の無い捜査官としての限界と無力さ痛感しつつ、あきらめずに地道に捜査を続けるあたりの演技がすばらしい。パートナーのエレノア役ナオミ・ワッツもクールでよし。

途中までは淡々とストーリーが進んでいっったのだけど、NYグッゲンハイム美術館でいきなりど派手な銃撃戦。見せ場が欲しかったのはわかるけど、ここまでやらなくてもいいのでは?と思ってしまった。ちなみにこれはセットだそうな(ま、本物の美術館であんな銃撃戦は不可能だよね)

聞き取りやすい英語ということもあり、前半は何とかついていっていたのだけど、ラストで息切れてしまい、謎解きのあたりがちと不明なまま。各方面のblogなどを読んで、一通り理解。まだまだですな。

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ウディ・アレンのロンドン3部作の〆としては?「Cassandra's Dream」

敬愛するウディ・アレンは、2004年の「メリンダとメリンダ」以降ロンドンに拠点を移し、「マッチポイント」(2005)、「タロットカード殺人事件 原題:Scoop」(2006)、そして今作「Cassandra's Dream」(2007)を撮影した。

続いてスペインで「それでも恋するバルセロナ 原題:Vicky Cristina Barcelona」(2008)を撮ったのち、NYに戻ってきた。今年6月には次作「Whatever Works」が公開される。てっきり「さらばNY」ってことで戻ってこないのかと思っていたんだけど、彼にはNYが似合っているから、それがいいかと。

さて、今回見たのはこの「ロンドン3部作」の最後を飾る作品。NZでは昨年あたまに公開されたらしく、タイミングが合わずに見逃していた。

Cassandra's Dream(★★★☆☆) by DVD 日本公開は???
#オフィシャルサイトが見つからないので、IMDBにリンク

「それでも恋するバルセロナ」はスカーレット・ヨハンソン、ペネロペ・クルスなど日本でも人気の女優が出演していることもあって、今作より制作は後なのに日本では先に公開(6月27日~)されることになっている。(以前も「メリンダとメリンダ」が前作より先に公開されたこともあった。ウディ・アレンは日本では冷遇されているような気がするのは、気のせいだろうか)

幸いなことにこの作品はウディ・アレン定番となってしまった感のある恵比寿”顧客満足度最低”ガーデンシネマではなく、丸の内・新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマ豊洲、としまえん、ル・シネマなどでの拡大公開。ご同慶の至り。

さて、中身はというと…

「これで観客動員するのは厳しいかも~」

主人公は労働者階級の兄弟、イアン(ユアン・マクレガー)とハリー(コリン・ファレル)。イアンは絶世の美女と人生をやり直すため、ハリーはポーカーの負けを返済するためにお金持ちのおじさんにそれぞれ1000万円超の無心をする。しかし、返答は見返りとしての「殺人依頼」だった。悩んだ末に二人は決意して殺人を実行する…

笑いのほとんど無い、地味でストレートなクライムもの。心理描写とか確かによくできているし、リアリティはかなりある。でも

「ウディ・アレンならでは」

感にはちと乏しい。

タイトルにあるカサンドラ(カッサンドラー)はギリシャ神話に出てくる「悲劇の予言者」。彼女の予言は正確なのだが「誰も信じない」という呪いがかけられている。

そしてタイトルの"Cassandra's Dream"は兄弟で買った船の名前。この船が買えたのは、実はその前にドッグレースでイアンがこの名前の犬に賭けて一等になり、賞金が転がり込んできたから。

この船の初航海で、イアンは

"Ain't life grand."「人生ってすばらしい」

との台詞をはいている。続いて

「これって”俺たちに明日はない”でクライドが言ったんだよね」

と説明する。そう、ボニー&クライドのクライドだ。もちろん二人は最後に蜂の巣にされる。こちらも同様に悲劇の結末を予感させる。そんな風な複線の張り方はすごくいいと思うのだけど、やっぱりちょっと厳しかったかな。

相変わらず労働者階級の英語は聞き取りづらい。ただし、主役の二人については

「訛りが中途半端でなってない!」

と批判されていたとのこと。確かに本物はもっとわからないだろうなあ。修行が足りません。

ちなみに米国内での動員もさんざんで、興収は100万ドルに届かず。(全世界では2000万ドル超と、そこそこのヒット)これより悪いのは87年の「セプテンバー」くらい。たぶん「売れない」とみて、公開館数を絞ったんだろう。

あとウディ・アレンで未見なのは「セレブリティ」。近くのビデオレンタルには無かった~

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ビヨンセ禁止令

昨日リストアップしたコミックは全て読んでしまった。

「ちはやふる」よかった~
「坂道のアポロン」もこれからよくなりそうな感じ。
どちらも続きが早く読みたい~

さて、うちのカーステはいつもMai FM。FM周波数レンジが90MHzまでと狭く、他に適当な局がないのが理由。たとえばよくCMしているMore FMは91.8MHzなので入りませぬ(涙)

で、このMai FM(googleで調べる今の今まで MY FMだとばかり思っていた…)、ビヨンセをヘビーローテしすぎ。

本日合計で1時間も乗ってないのに"Halo"を3回も聞いてしまった。この"Halo"は乗ると必ずといっていいくらいかかる。2ヶ月で軽く100回は聞いてるでしょ。

よい曲だとは思うけれど、これだけ何度も何度も聞かされると頭に残ってしょうがない。

弊害として、本を読んでいる間にちょっと集中がとぎれるとすぐ頭の中でこの曲がかけめぐる。

"Halo Halo Halo Halo Halo Halo Halo Halo~"

読みづらいったらありゃしない。

誰かお願いだから

「ビヨンセ"Halo"禁止令」

出してくんないかなあ(嘆)

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暖房ゲット&amazonキタ~

ワイラウ・パークのハービー&ノーマンに行って暖房器具を物色。考えた結果リビング用にオイルヒーター、ダイニング用にセラミックファンヒーターを購入。結局どちらもデロンギになったのだけど、最初に買ったノーブランドのセラミックファンヒーターの音が大きすぎたので、交換してもらった。日本製では信じられないレベルで、騒音といってもいいくらいなんだけど、よくあんな音で我慢して使うなあ、と逆に感心してしまった。

ソレに比べればデロンギのセラミックファンヒーターは多少音はするものの耐えられる範囲だし、すぐ暖くなるからヨイ。オイルヒーターの方はカバー付きのやつ。一応省エネかつすぐ暖まるそうな。値段はオイルヒーターは$299.95、セラミックファンヒーターは$109.95なのだけど、見るからに慣れていないアジア系店員が、何も言わないのに

「ディスカウント」

してくれるとのこと。

「サンキュー」

と答えてレジを見ていると、セラミックファンヒーターが10ドル引き、オイルヒーターはなんと80ドルも引いてくれた。ふむ、色々話して仲良くなったからスーパーディスカウントしてくれたのね、と好意的に解釈し、ありがたくオファーを受ける。

これでリビング、ダイニング、寝室に暖房が揃った。何とか厳しい冬が越せそう(笑)

そんな買い物をしている間に、実家経由でamazonが届く。今回も特別郵袋印刷物で送料は7400円。無事関税もとられずに届いた。今度からは重くて高い本以外はこちらを使おう。書留でないのだけが気がかりなんだけど、書留にすると2050円もアップするから悩ましいところ。
#ちなみにamazon直だと送料10200円と2800円差。ただし直だと消費税がかからないので、関税を除いて2000円弱ほど割安な感じ。ちょうど書留代ですな。

今回は軽めの本・雑誌・コミックを中心に計25冊。

ちなみにコミックはレビューしないだろうから先に書いておくと

おやすみプンプン4
プルート7
ちはやふる1-4
坂道のアポロン1-4
毎日かあさん5

少女マンガが多いけど、これは珍しいパターン。

なんにせよ、読むのが楽しみ~

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DFS創業者”莫大な匿名寄付”の秘密「無一文の億万長者」

今日は久々に冷え込みそうな予感。暖かくして寝ようっと。

無一文の億万長者(コナー・オクレリー著、山形浩正・守岡桜訳)

DFS(Duty Free Shoppers)創業者の一人、チャック・フーニーの波瀾万丈一代記。

DFSはしおぴーが海外に行き始めた1990年代、日本人観光客が行く先々どこにでもあった。ハワイ、グアム、サイパン、シンガポール、香港、オーストラリア…

海外でDFSを見るたびに

「このビジネスってすごく儲かってるんじゃないかなあ」

という気がしていた。だって毎年莫大な数の日本人観光客が海外旅行をし、そのうち多くが

「DFSでおみやげを買う」

ということがデフォルトになっていたのだから。あれだけ売れるのだからバイイングパワーもあるし、「免税」という切り札があるから本体価格はそんなにディスカウントしなくてもいい。ということは、利幅がむちゃくちゃ高いのでは、と思っていた。

この本の前半は、そんなDFSの実情を余すところ無く教えてくれる。やっぱり

「信じられないくらい儲かっていた」

のだ。それも、利益の大半を数名の株主への配当に回した結果、株主は何十億ドル(円ではなく、ドル)という使い切れない資産を手に入れることになる。逆に言うと、それくらいの投資しかしなくても、あれだけ豪華な建物を建設し、従業員を厚遇することが可能だったということだ。すごいビジネスである。

その中の一人でこの本の主人公、チャックは「普通の億万長者」として贅沢な生活をすることをよしとせず、資産の大半を「寄付」することに決めた。

彼はさまざまなチャンスを見つけ、寄付をし続けた。

圧巻はアイルランド、オーストラリア、ベトナム中部の大学への集中的な寄付により魅力的な施設を建設し、優秀な学生を集め、疲弊した学校を見事に再生させたくだり。

彼は単に寄付をするだけでなく、政府などにも働きかけて資金を出させるという交渉もあわせて行った。これにより元金の数倍の資金が集まり、その地に無かった寄付文化も花開いた。

結果として大学だけでなく、地域、そしてその国のゆくえにも大きな影響を与えた。たとえば長期低迷していたアイルランドは、チャックが進めたもう一つの大プロジェクト「IRAとの和解」とも相まって「ケルトの虎」として見事に復活した。

特筆すべきは彼が「匿名」で寄付行為を続けたこと。後であまりに寄付管理財団の規模が大きくなりすぎて匿名ではなくなったものの、彼の寄付によって建設されたいかなる施設にも彼の名前は記されていないし、銅像や銘板すら存在しない。

「名誉を得る」

ためではなく、純粋に寄付行為を続けた彼を「聖人」扱いする人もいる。

財団の資産40億ドルを残り十数年で「使い果たす」と彼は宣言している。これだけの寄付をするためには変な話だが有効な寄付先を見つけるために「獅子奮迅の活躍」が必要になり、実際に彼は世界中を飛び回って寄付先を見つけようとしている。

彼の寄付行為に対するストイックな姿勢がすがすがしい。前半はドロドロしたお金儲けの話、後半はそれを思い切り寄付行為に使う話と、真逆な内容というところがまた面白い一冊。

そろそろ次のamazon便が届いてしまうので、早く書評を終わらせないと。

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原因はACアダプター?

ノートPCのトラブル、ACアダプターをこの前日本から入手した純正品に交換してみた。

すると、全然大丈夫。熱くはなるけれど、以前のようにファンがうるさいくらい回ることもない。

あら、単純にACアダプターの問題だったみたい。

もっと早く交換しておけばよかった…

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シンプルに楽しい~「スクール・オブ・ロック」

「The Boat of the Rock」つながりで音楽ものを借りてみた。

スクール・オブ・ロック(★★★★☆)on DVD

日本では2004年公開。当時はジャック・ブラックのことよく知らなかったから、スルーしてしまった。残念。

ひとこと、

「すぱらしい~」

「ロックバカ&ルーザー」のデューイが子供たちとロックバンドを結成してコンテスト出場!という話。

筋は単純で完璧に先が読めるのだけど、それでも存分に楽しんだ。

似たような筋でいうとスウィングガールズとかも大好きなのだけど、この作品は「ロックバカ」デューイがグングン引っ張っていくので、その分スピーディーでさらによし。

続編"School of Rock 2: America Rocks"が2010年公開に向け撮影を完了し、現在編集作業中とのこと。楽しみ~

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シングルベッド引き取り

Kurikenさんがお友達の車&近くのガソリンスタンドで借りたトレーラーでシングルベッドを引き取りにきた。ちょっとボロいけど、がまんして使ってね~

スタンドで借りたというトレーラーはかなり大きくて、シングルベッドくらい楽々入る。2時間25ドルとのこと。簡単な荷物移動はこれが便利かも。

このトレーラーを牽引するにはtow barという牽引するためのプラグが必要になる。このtow bar、NZでは非常にポピュラー。ヨットとかを引っ張るのに使うのですな。

さて、これでスタディールーム(現在はみっちゃんの書斎)が広くなった。次は机を新調しますかの。
#ちなみにしおぴーはダイニングが書斎です(笑)

あ、その前に暖房器具を買わなければ、これから本格化する寒さで凍え死んでしまう(笑)

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熱暴走

最近よくノートPCが落ちる。

パターンは決まっていて、CPUファンが忙しく回り始めてしばらくするとブチっと電源が落ちて真っ暗になる。

PCの裏側が触れないくらい熱くなっているので、どうやら、発熱のためにセーフティ機能が働き、強制シャットダウンしているみたい。

「熱暴走の手前で落ちる」

という感じ。熱暴走自体も1,2度あったくらいかな。縞々のスクリーンになりました。

あまりに頻繁なので、対策を考えた。

$3Japan(日本のダイソー)に行って保冷剤を2セット購入。順番にノートPCの下にタオルを挟んで置いて冷やす。だいたい3-5時間でぬるくなるので、そうしたら冷凍庫に入れていたやつと交代。

一応効果あり。

「このPC、買って1年足らずなんだけどなあ」

と、うちに来たシバ兄にぼやいたら、

「AMDはダメっすよ」

と一刀両断されてしまった…

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「代替可能性」について

昨日の続き

以下、シンプルにするために多少乱暴な議論になっていることはご容赦を。詳細は宮台真司、北田暁大、東浩紀あたりの著作を参照のこと。

代替可能性とは、社会学でよく出てくる言葉で、要は

「他のモノと取り替えがきく」

ということ。

仕事でいえば、ベルトコンベアでの分業は(ある程度の熟練度が必要なものの)「代替可能」となる。

コンビニの店員も、吉野家やデニーズの店員も、代替可能。

コールセンターの人員は英語であればインド、日本語であれば大連とかの人と代替可能。

マニュアル化できる仕事は、たいがい代替可能なのだ。

資本主義はこの代替可能性を追求していくことにより、効率化が進み、発展してきた。誰がやっても同じような結果が出せるのであれば、あとは「低熟練だけど低賃金」な人を大量投入すれば「安価」で「そこそこ便利」と評判になり、ごっそり市場を奪うことができる。

その結果として「効率の悪い」中小小売店はセブンイレブンに駆逐され、近所でおじちゃんがやっていた食堂は日高屋や松屋になり、おばちゃんが取り仕切っていた衣料品店はユニクロに取って代わられた。中小薬屋は軒並み廃業し、マツキヨやコクミンドラッグになった。

見渡してみればどこも同じような店が並び、日本全国どこに行っても同じモノが買え、同じ料理が食べられるようになった。

もちろんサラリーマンでも同じ。営業マニュアル片手にがんばる営業マンも、作業マニュアルを見ながら経理事務をこなす派遣社員も「代替可能」

そこで働く人は、ふと

「この仕事って自分じゃなくてもつとまるじゃん」

と気づき、高いモチベーションを維持することが難しくなる。
#だって、「自分じゃなくてもいいんだ」と思えてしまったら、がんばる意欲は確実にそがれてしまう。

住居も郊外の一戸建てや都心のマンション。間取りも似通っていて、学校に通う同級生も、同じような親の年収で輪切りにされている。

そして、そんな風に周りの環境が均一化してくれば、そこで育つ人々の思考回路もどんどん似通ってきてもおかしくない。
#だって人は環境に応じて自分を最適化するのだから。

結果ファッションも、さらに考え方までも同じようになる。そうすると、仲の良いカップルであっても

「彼は私とつきあっているけれど、別に彼にとってみれば(外見も中身もそれほど変わらない)Aさんでも一緒のことでは?」

と思えるようになってしまう。

もちろん、細かな差異はあるけれど、

「キミとボクとは住んだ環境が全く違うし、考え方も相容れない」

なんてことが、どんどんと起きづらくなり、全ての正規分布は中心化してしまう。

そんな街で、そんな同質的な人たちに囲まれて生活していくことは、「周り全てが代替可能」「本人ですら代替可能」という理解を生み、社会にもまれながら自分の足で立ち、生き抜く気力を奪っていく。

実を言うと

「オレはオレだ」

「私は私よ」

という言葉に根拠はない。

ただ、

「自分は他人とは違う」=代替不可能

ということを「信じられる」環境は、街や郊外、学校や住宅地の景色が均一化していくにつれ、どんどん失われてしまっているのではないか。

昨日の話に戻ると、そのような今は失われつつある「代替不可能な街」こそが、「街的」なんだと江弘毅は指摘している。

”あの”おっさんのやっている一杯居酒屋

日影さんの経営するブティック

建築家安藤さんが作った公園

あの横町を曲がったところにある、80過ぎたおばあちゃんが店番をするたばこ屋

ホルモン焼きから高級料亭、ビストロから中華料理店。どこも”あの”ご主人・オーナーがおいしい料理を作ってくれる

風俗街や汚い路地裏といった「暗所」も残っている

そんな「顔の見える」「よそ者には少し敷居が高い」「値段の高低や雰囲気などでバラエティに富んだ店が軒を並べる」街が「街的」であり、「代替不可能」なのだ。

そんな「代替不可能」な街で「代替不可能」な人たちと交流していけば、自然と自分も「代替不可能」であると確信するのではないか。

「代替可能性」が行き過ぎてしまったために起きたこの状況を改善するため、「街的」でなくなった街を「街的」に戻していく作業。ある程度効率性を捨て、合理性は低いけれど多様な環境を許容すること。そんなことが必要なんじゃないかと、「街的」なものが多少は残っているNZで考えている。

久々に「語って」しまった。よろしければ、ポチっとひとつお願いします→にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ 人気ブログランキングへ

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徹底した現場主義と深い考察で描く大阪の姿「街場の大阪論」

街場の大阪論(江弘毅:バジリコ)

内田先生オススメということで、買ってみた。

「岸和田だんじり」をこよなく愛し、「ミーツ・リージョナル」という京阪神情報誌の編集長を12年勤め上げた筆者が、大阪について深く考え、「二度づけお断り」から「阪神百貨店メンズ館」はては「だんじり哲学」まで様々な題材について書いたエッセイ。

本文で彼が繰り返す

「街的」

というキーワードは、なかなかにわかりにくい。
#彼には別に「街的ということ」という著書もある

彼にとって

大阪が「街的」である

ということは、「顔が見える」ことであり、「他と違う匂いがする」「コミュニティができている」「よそ者には少し敷居が高い」ということでもある。

それって「どんな都市でも当てはまるのでは?」というかもしれないけれど、今や日本各地の街並みは各種チェーン店やコンビニに埋め尽くされ、どこでも画一的なサービスでもてなされるようになった。目隠しして日本のどこかの街に連れてこられたとして、少し街を歩いたりお店に入ったりしたくらいでは、どの街に連れてこられたのかほとんどわからないのではないか。

そんな消費社会・高度資本主義が作り出した、のっぺりとした画一的な街並みとは正反対の街のことを「街的」と表現しているのだろう。

これは彼も文中で言及している、フレンチ界の巨匠アラン・デュカスの言う

「テロワール」

に近いニュアンスがある。

テロワールは「地のもの」と称されるることが多いけれど、食材に限った話ではない。

例えばある食材について、その土地独特の調理法から始まり、盛りつけ方、食べる時の作法、どういった場合に供されるのか、それを食べる空間、時間帯、季節、食べる相手などなど…

これら「食」に関するあらゆることが合わさり、渾然一体となって「テロワール」として現出する。そういった意味では要素をいくら分解していっても「テロワール」の本質にたどり着くことはできない。あくまでその土地にどっぷりとつかり、「全体」を感じ、感じたままを料理と、それを提供する場としてのお店に表現するしかない。

「街的」という言葉も、これと同じく還元主義とは全く相容れないのだろう。

大阪の中でも「街的」といえるエリアを構成するお店、そこにいる主人、常連客、そしてその街に住む人々。さらにその街が成り立ってきた時間。これら全てをその目その耳で見聞きして「その街全体」を感じること。そこまでできてその街が「街的」かどうか表現できるのだろう。

彼は大阪に根付き、徹底して現場主義を貫く。そしてマスメディアに流れる

「たこ焼きと吉本」

に代表される皮相的な大阪ではなく、「街的」な大阪を様々な角度からいろんな形で表現する。

タイトルには「大阪論」とあるけれど、必然的に

「大阪はこうだ!」

と何も断定していないし、そもそもそんなことができない、というのが筆者の立場だ。

そんな風なクリアカットではない言説は当世流行らないかもしれない。

しかし、「クリアカットではない部分」にこそ価値があると思う。いや、逆説的ではあるけれど、もしかしたらそこにしか「価値」は無いのかもしれない。

断言することは簡単だけど、それによって

「豊穣とした複雑さ」

を切り捨てることになる。切り捨てた部分に宝が眠っているかもしれないのに。

それは消費者が「安い」「便利」といった効率、経済合理性のみを重視したために個人経営商店がつぶれ、商店街が機能しなくなり、結果として同じようなチェーン店に街が埋め尽くされたのと似ている。

もちろん私たち消費者は「安く」「便利」な生活を手に入れた。しかし、それで失ったものも大きいのではないか。それが、著者のいう「街的」なことなのではないか。

ここでキーワードとなる「代替可能性」についてもう少し書きたいけれど、だいぶ長くなったので今日はここまでということで。

残念なのは、大阪にまつわる細かい話題には残念ながらついていけなかったこと。大阪出身であればもっともっと楽しめるのでは。

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ミッキー・ローク完全復活「レスラー」

レスラー The Wrestler(★★★☆☆) @ Skycity Queen St. 日本公開は09年6月上旬

ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞受賞作。主演のミッキー・ロークもアカデミー賞は逃したもののゴールデン・グローブ主演男優賞など多数受賞し、完全復活を果たした記念碑的作品。

落ち目のレスラー、ランディをミッキー・ロークが好演。

ほぼ全編手持ちカメラによる撮影で

「ドキュメンタリーっぽさ」

を演出している。手持ちの揺れは画面にうらぶれた雰囲気をかもしだし、

「落ちぶれたレスラー」

を描くのにはもってこいなのだけど、試合シーンは激しくぶれるので、画面酔いしそうになる。

この作品、すごく評価が高く、前半は確かにワクワクしながら見ていたのだけど、後半ちょっとノリ切れなくなってしまった。

というのも、手持ち=「ドキュメンタリーちっく」ということで、ストーリーにもそれだけリアリティが要求されると思っている。しかし、後半のプロットが少しだけ無理筋に思えた。

一番厳しかったのは、絶縁状態だった娘と仲直りしかけ、実際に夕食を一緒にしようした日の前後あたり。前夜のランディの行動がちょっと行き過ぎな感じがするし、当日の時間配分にも無理があり、さらに娘のリアクションが一番???だった。

手持ちじゃなくてフィックスできっちり撮影し、

「これは映画です」

と差し出してくれていれば(もしくは、父娘の過去がもう少し丁寧に描かれていれば)十分納得がいくレベルだったのだけど、どうしてもそこで引っかかってしまった。残念。
#そんな細かいこと気にするほうがおかしいので、大多数の人は普通に楽しめると思います。

試合の部分は、ミッキー・ローク自身の経験も踏まえた、素晴らしい体当たり演技。プロレスファンにはたまらないのでは。

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はち切れんばかりの若さで自然と真正面から対峙した青年の物語「イントゥ・ザ・ワイルド」

イントゥ・ザ・ワイルド(★★★★★) by DVD

ショーン・ペン監督作品。

家族、学校、仕事、お金、車…

全てをなげうって

「Into the Wild: 自然に飛び込むこと」

を願い、2年間のアメリカ放浪の後アラスカに旅立った青年クリスの物語。

「家族はもういない」

「仕事なんてこの2世紀の発明に過ぎない」

「お金はいらない」

「人々はお互いに傷つけ合っているだけだ」

ウソで塗り固められた家族の物語を否定し、資本主義・物質文明を否定し、社会そのものを否定する。

ヒッピーのコミューンに入り込み、一人で砂漠の山にこもってキャンプ生活をする。最低限の知識と道具を手に入れた後、単身冬のアラスカに旅立つ。

若い、青い、世間を知らない、というのはたやすい。

しかし

「人生の最大の喜びは人との交わりではない。自分の周りにある全て、そう自然との交歓こそが最大の喜びなのだ。」

と知り合った老人に向かって自説を述べるアレックスの姿は確信に満ち、実際に老人は感銘を受ける。

無謀なチャレンジではあるけれど、彼なりの成算はあっただろうし、

「戻ってきてから体験談を書いてもいい」

「戻ったら話の続きをしよう」

とあくまで

「実社会に戻ってくる」

ことを前提に考えていた。

もちろん、どんな結果であろうと受け入れる覚悟も同時にできていたのだろう。

彼が書き残した最後の言葉

"Happiness only real when shared."
「幸せは分かち合った時にこそ現実になる」

残念な結果になったけれど、彼の旅はそれを確認するためのものだったはず。

名作。

【おまけ】

作中、農場経営主ウエィン(冒頭に挿入された手紙の送り先でもある)が酒場でクリスに対して

「おまえは若いな」

といさめた後で真顔になり

「1940年代後半、ロズウェルで起きたことには注意しなければいけない」

と唐突に言っている。そこでシーンが切れているのでよくわからないけれど、1947年の

ロズウェル事件

について述べているのだろう。これって

「UFOが墜落して政府に回収され、宇宙人が捕獲された」

というトンデモ(だけどすごく有名になった)話なんだけど、どうつながるのかよくわからない。本では何か言及されているのだろか。知ってる人がいたら教えて~。

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'66 ロックが熱かった時代の海賊放送船始末記「The Boat That Rocked」

本日はイースターでほとんどのお店がお休み。いつ行っても混雑しているアルバニー・ショッピングセンターも、今日はガラガラでフードコートですら閉まっており、映画館だけがポツンとオープンしていた。

The Boat That Rocked(★★★☆☆) @ Skycity Albany 日本公開は09年10月24日

この作品、イギリスでは4月1日から、ここNZもほぼ同時公開。アメリカが8月公開予定なので、それより早い。英連邦だけあって、イギリス制作の作品はアメリカより早いことがままある。少し得をした気がするのは、アメリカ・ハリウッド中心主義に毒されているからか(笑)。

1966年、イギリス。ロックはアツかった。しかし、公共放送BBCラジオは「1日わずか45分」しかロックを含むポピュラー・ミュージックを流さず、当時は他に民放ラジオも存在しなかった。

では人々は何を聴いていたのか。海賊放送だ。当時は公海上からの海賊放送を取り締まることができず、あまたの海賊放送が24時間ロック&ポップスを流し、当時の英国民の半数以上、2500万人が毎日これら放送を聴いていた。

その中でも高い人気を誇っていたRadio Rockを舞台としたこの映画、主人公で大学を中退したばかりのカールの成長物語であるとともに、ロックをこよなく愛するあまり、はたから見れば滑稽なクルーたちのドタバタぶりを描いた作品。

ここで白状しておくと、60年代ロックシーンはほとんど知りませぬ。
#66年ってしおぴーの生まれた年だし(笑)

というわけで、音楽面での批評は全くできません。「聴いたことある曲が多い」くらいでした。あとはこの映画を絶対見るであろうsillydoveさん、フォローよろしく(とむちゃ振ってみたり:笑)

さて、この海賊放送局、リスナーにはすごい人気を誇っており(BBCがクラシックしか流さないのだから当たり前)、そのせいで女性ファンの訪問が引きも切らない。月1回の公式訪問日には大挙して彼女たちが押し寄せ、クルーたちは「よりどりみどり」で1日を過ごすことになる。当然あぶれるヤツも出れば、酒池肉林を楽しむヤツもいる。

ドタバタがひきもきらぬこの船、他にもDJ間でのNO1抗争とか、あるクルーの結婚騒動、そして主人公があわや童貞喪失、同じく主人公の母親が突然訪問、なんてイベントがてんこ盛り。

クルーたちは本当に「自由にのびのび」と放送をし、生活を楽しんでいる。
#収益は通常の放送局と同様に、広告でまかなっていた

しかし、そんな楽園のような生活は長くは続かない。政府はこの海賊放送局を敵視しており、法律でしばりにかかる。そして海賊放送局が違法になる67年1月1日深夜0時、ラジオは無音に…

きっちり「感動的な場面」も準備されていて、よくできた作り。十分楽しかったけれど、60年代ロックの知識があれば、もっと楽しかっただろうと思うと、ちと残念。

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十二人の怒れる男

早朝、里帰りするみっちゃんを空港に送る。
今日から1週間はつかの間のシングル生活~

家に帰り、amazonで買った本を読む。こちらのレビューは明日以降にでも。

合間に十二人の怒れる男を見る。

1957年のモノクロ作品。初見なのだけど、本当によくできている。わずか96分でこの充実度はすばらしい。

法廷用語がよくわからないので、英語字幕を表示しつつ何度も止めながら2度繰り返して理解する。すぐにわからない単語が30くらいあって、ちょっと落ち込む。まだまだ修行が足りません。英語力を強化せねば。

夕食は冷凍讃岐うどんを「かま玉」で。思ったよりアツアツにならなかったから、次回は一度常温に戻してからやってみよう。

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オークランド大合併(続々)

オークランド大合併について(その3)

「ダメダメ」

とばかり言っていても建設的ではないので、代案を考えてみた。

スーパーシティ・オークランド市は現在のオークランド、ノースショア、ワイタケレ、マヌカウの4市のみを合併させ、残り地区はそのままとする→あくまで「都市」部分のみを合併させる。パパクラなど一部オークランドと一体化している部分は個別に編入し、広域自治体としてのオークランド・ディストリクトは存続。

市内を

オークランドCBD
ノースショア
ワイタケレ
ワンツリーヒル
マヌカウ
イーストコースト

の6区に再編する

Map_2


4市の区割りママだと人口が偏在してしまうので、オークランドとマヌカウを再編・分割し、CBDを除く各区が20-30万人の人口になるように配分する

オークランド市は「広域行政」のみを担当し、大部分の地域行政は各区に大胆に権限委譲する(東京都の23区に近い形)

具体的には市は

交通政策(鉄道、フェリー、幹線道路)
上下水道など生活インフラ整備
大規模土地開発・再開発(ウオーターフロント含む)
警察・消防

についてのみ管轄とする

つまり、住宅道路は各区にまかせるし、図書館(システムは統合)、公園などの整備も区の裁量にゆだねる。

固定資産税率は一律とし、負担の公平をはかる
各区はオークランド市が一定割合(3割程度?)を召し上げた残りを自由裁量で予算配分する
各区の均等な発展のために交付金を差配する(裕福なイーストコースト区から多めに徴収し、マヌカウ区は少なめにするなど。CBDからは特に多めに徴収し、その分他区の負担を減らす)

各区には区長、区議会を設置、オークランド市が担当する部分以外は他の市と同様に行政を執行する。
オークランド市には市長、市議を設置、各区議は全員市議を兼務、その他に全市1区制で専任市議を数名選出。上記オークランド市に権限のある案件のみを管轄する。
#ここは苦しいところ。この仕組みだと市議も区議も必須だが、なるべく冗長を避けるために区議は全員兼務とした。ちゃんと回るかなあ?

ポイントは、市全体を統括する責任をオークランド市に負わせる一方、各区間の競争を促進すること。人口が増え、産業が振興すれば自分の懐が豊かになるので、各区は努力するはず。

現状ままでは「船頭多くして船山に上る」になってしまうし、かといって今回の決定のように田舎まで巻き込んでしまうと「域内格差」が激しくなる。「広域行政」を実現しつつ、市内では各区の勢力が同等になるようにして競争を促し、全体として大きく発展を狙う、という形。

はてさて、いかがなものでしょ。

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オークランド大合併(続き)

オークランド大合併について、続き。

昨日のコメントとsillydoveさんのご意見で言い尽くされているような気はするものの、多少なりとも意見表明をしてみたい。

基礎自治体の枠を超えて生活圏が拡大していくと、

「同じ生活圏にいるのに不平等・不公平」

というところが色々と見えてくる。

具体的には道路、学校、公園といった生活インフラの整備状況や、上下水道代、住民税(≒固定資産税)が極端な場合道一つ隔てただけで異なってくる。

これを解決するための手段として、今回スーパーシティ・オークランドなるものが編み出された。

確かに負担(上下水道代、住民税)などは公平になるだろう。しかし、受益はどうか?

「全体の中で優先順位をつけて資金配分する」

という当たり前の結論になり、人口の多いエリア、ビジネスが活発なエリアは確実に恩恵を受けるが、田舎は逆に「置いてきぼり」にされるリスクが高い。

今回キー首相はオークランド全体で20から30のローカル・ボードを作り、そこに権限(当然予算もつくはず)を委譲すると述べている。しかし、今の時点でも「住宅道路整備」はオークランド市が面倒を見ることになっているし、交通網整備も同様。ということは、これらについてはよほど目配りが利かない限り、田舎は後回し、ということになるだろう。

具体的に見ていこう。現在ノースショアは以下の3区に分かれている

Northern Ward: マイランギ・ベイからグリーンハイツを結ぶ線の北側。人口7.2万人
Central Ward: デボンポートからタカプナを抜け、サニーヌックまでの東海岸沿いエリア。人口6.1万人
Harbour Ward: ノースコート、バーキンヘッド、ビーチヘブン、グレンフィールド。人口7.2万人

140万人の人口で20から30のコミュニティボードを作るということは、たとえば人口20万人のノースショアであれば3から5つのボードができることになるので、たぶん区分けはこれで決まり。ちなみにしおぴーはこの中のセントラル・ワードに位置しているが、日常の買い物はほぼこの範囲で済ませているし、「うちの近所」という実感も持てる。王立委員会の答申にあった6分割(これだとノースショア全体でひとつの地域になる)よりは断然マシではある。

さて、このセントラル・ワードを管轄するローカル・ボードがどれだけ権限と予算を握れるだろうか。

理想は

「固定資産税のうち固定割合を上納した後はローカル・ボードに全て配分し、その予算執行についてはオークランド市は口出ししない」

ということになると思う。しかし、実際の支出を見ていくとどうか。

2007/8年のノースショア市アニュアルレポート

ここの26ページに昨年度の経常的な支出が記載されている。既報通り道路と上下水道を市が管轄するのであれば、残るのは公園、図書館・レジャー施設・その他コミュニティサービスくらいしかなく、全体の割合でいっても3割程度。これではとても「自治」とは言えない。うち公園や図書館などは「公平性」を考えれば市管理となるかもしれず、だとするとローカル・ボードは何ができるの、という話になる。

分権的というよりは集権的な構造になりそうな予感がプンプンで「経済合理性優先」のそしりは免れない。うがった見方をすれば

「経済合理性追求についていけないのなら、オークランドから出て行けば?」

というメッセージともとれる。

余計なお世話かもしれないが、それは国民を今でさえ亀裂がある「オークランダー」と「それ以外のNZ人」にさらに強く分断することになるのではと心配してしまう。

キー首相は、答申とは異なり一番儲かりそうなウオーターフロントとCBDを直轄地(ローカル・ボードで議員を選出しない=住民の声を聞かない)とし、開発のフリーハンドを得た。このメリットは大きく、大規模開発をバネに以前の神戸市のように

「開発で得た収益を他地域振興に回す」

ということを狙っているのだろう。しかし、バブル崩壊後神戸空港など過剰インフラにあえぎ、財政破綻がうわさされるかの市の二の舞にならないことを祈る限り。

また長くなってしまった。少し書き足りないこともあるので、明日以降追加します。

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オークランド大合併

オークランドは人口120万人を超えるNZ最大の都市と言われているけれど、実は地方自治体としての「オークランド市」の人口は43万人。これにマヌカウ、ワイタケレ、ノースショアの3市を加え"Greater Auckland"となり、こちらを通称「オークランド」と呼ぶことが多い。

NZの地方自治は日本と似ていて、市町村(基礎自治体)にあたる"City Council"もしくは"District Council"と都道府県(広域自治体)にあたる"Regional Council"が存在する。なお、ネルソンなど一部地域ではこの2つが一体となっている。

確かに生活圏・通勤圏は一体となっているこの4市が別々の基礎自治体というのは、経済合理性からみると疑問符がつく。例えばすぐ近くに住んでいるのに固定資産税(地方自治体の収入の大半はこれ)の税率や水道代などが大幅に異なることもあるし、各自治体の財政状況によってインフラや学校の整備などもデコボコになってしまう。

この問題を検討するために2007年末に「オークランド統治に関する王立委員会」※(Royal Commission on Auckland Governance)が設立され、昨年中に多くの公聴会が開催、市民からの意見4000通も検討したうえで、先週答申がなされた。それは

「スーパーシティ・オークランドを設立すべし」

というもの。上述の4市だけでなく、周辺の3地域も含めて大合併し、基礎自治体と広域自治体を一体化して運営するとしている。

そして昨日、この答申を受けてキー首相がオークランド大合併を決定した。答申が出てからわずか2週間、めっちゃ速い。日本ではとうてい考えられない、即断即決。来年秋に市長選・市議選が実施、すみやかに新市政に移行することになる。

以下、概要をヘラルドから抜粋

市長1名を選出

20名の市議は市全体から8名、12区からそれぞれ1名ずつの合計20名選出。
固定資産税は全市一律
都市計画・経済発展計画を統一
住宅道路を含む全ての道路・交通計画を一元管理
上下水道業者をそれぞれ統一
ウオーターフロント開発局を設置
市域はワイカト地区からも一部編入する

全体を20から30の地域に分割し、それぞれローカル・ボードを設置。合計125-150名の地域議員を選出し、各ボードで議長を選ぶ。(ローカル・ボードには地域長は設置しないということで、あくまでトップはオークランド市長のみ、という姿勢)

Super Auckland(NZ Heraldのまとめサイト)

ちなみに、答申では3席とされていた市議のマオリ枠が排除されたため、かなり物議を醸している。また、CBD・ウオーターフロントは市直轄とされ、ここには地域議員選出は行われない。ビジネスとしておいしい部分は、市民からあまり色々言われたくない、ということなんだろう。

昨夜は早速上記4市長を集めてのTV討論会も開かれ、ラジオでもこの問題について白熱した意見が戦わされている。

大きく分けると経済合理性から見た賛成派と、コミュニティが破壊されるという反対派に別れる。また、一応1年かけて公聴会など民主的なプロセスを踏まえながら検討してきたはずのだけど、あまり市民にはなじみがなかったようで

「民主主義を踏みにじる暴挙」

との声も聞かれる。

長くなったので、今日は事実のみとして、意見は別エントリーにて。

NZヘラルドにあった印象的な一言

"Auckland would be the largest region under one council in Australasia."

「オークランドはひとつの議会に統治される大洋州で最大の市となる」

当然シドニー、メルボルンなどオークランドより人口の多い都市はオーストラリアにいくつかあるが、これらも基礎自治体としては分割されている。例えばシドニー市自体の人口は16万人程度と少ない。

結局、やりたいことはコレですか(笑)

※王立委員会:イギリスをはじめとする英連邦諸国における、重要問題に対する公的な調査委員会を指す

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WOF完了、久々のチキンライス

NZでは新しめの車(製造から6年以内)は1年に1度、それ以上古い車は半年に1回車検(WOF)を受けなければいけない。前回はウエリントン滞在中に受けていて、この10日で切れてしまうため、またプロリンクスさんにお世話になる。

「1時間くらいで終わる」

とのことなので、タカプナの街中まで歩いてお昼。

ジャパレス成田の対面に東南亜レストランというのを見つけたので、入ってみる。

予想通りマレー&シンガポール料理

久しぶりにチキンライス($11.5)を注文。

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洗練さには欠けるが、一応チキンライス。こうなると、もっとおいしいやつが食べたくなる(笑)
どこかに無いか、調べてみますか。

結局WOFは2時間ちょっとかかって終了、支払いは40ドル弱。ほんの少しオイル漏れはあるけれど、特に問題なし。そこは次回10万キロ点検でタイミングベルトを交換するときに詳細に検査することに。

空港とノースショアを結ぶシャトルバンが2台点検に出ていたのでちょっと聞いてみると、1台は100万キロ走っているそうな。メーター一回りというやつ。既にエンジンも2,3回交換しているそうだし、ここまで走ると通常故障しやすいラジエータやエンジン・オイルまわり、電気系統だけでなく

「あらゆるパーツが順番に故障する」

とのこと。買い換えた方がいいんじゃないかとも思うのだけど、

「買い換えてもどうせ中古なのでどこが故障するかわからない。でも、この車なら次に故障するところも予想できるから結局変わらない」

というオーナーの意向で乗り続けているそうな。

愛車エミリーの10万キロなんて、たいしたことないと実感。比較的エンジンの寿命が短いスバルでも、レガシーで40万キロ走っているお客さんもいるとのこと。あと5万キロくらいは楽勝かな(笑)

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テクノラティプロフィール

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休刊誌続々

日本の景気は相変わらずあまりよろしくないようで、見知った雑誌の休刊のしらせがぽつぽつと届く。

男性月刊誌『BRIO』、6月発売号で休刊

『エスクァイア日本版』 休刊のお知らせ

沖縄の月刊情報誌「うるま」休刊(同様に沖縄季刊情報誌カラカラ休刊も)

少し前だけど、関西情報誌の雄「エルマガ」とぴあ系「インビテーション」も休刊。「Cawaii!」も休刊とのこと。コミックでは昨年末の「ヤンサン」休刊はインパクトがあった。

Yahoo!ニュース 出版不況

このページ下段にあるリストによると、他に就職ジャーナル(あとフロム・エーも東名阪全版が休刊)、諸君、マネージャパン、ファンロード、千葉ウオーカーなど。あ、誤植だらけだった(笑)編集会議もですか。

「エスクァイア日本版」がダメだとしたら、あのあたりの男性ファッション・情報誌は総崩れなんじゃないか、と素直に思う。BRIOは直近では発行2万部だったそうな。2万部でも広告さえちゃんと入れば十分ペイするはずなんだけど、今は無理。

元々雑誌を読むのはかなり好きなので、こんな状況になったのは残念至極。今回の休刊ラッシュはインターネット普及と不況のダブルパンチによるため、これからもたくさん倒れる雑誌は出てきそう。

fujisan.co.jp

にあるようなデジタル雑誌が普及すればもしかしたら復活できるかもしれないけれど、デジタル雑誌にはそもそも広告が入っておらず、このままではいくらデジタル部分で部数が増えても「広告効果」が見込めない。

広告のweb転載には著作権者としてのライターとカメラマン、肖像権を持つモデルの了解が必要だからそれを省いているのだろう。著作権などの権利関係の整理は、こんなところでも必要だったり。

またまたNZとは全く関係ありませんが、はげみになりますのでポチっとひとつ→にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ 人気ブログランキングへ

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やっぱり関税

amazon定期便が届く。今回は直接amazonから送ってもらったのだけど、残念ながらやはり関税20%がかかってしまった。次回からは実家経由にしようかな。

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コーツビルのマーケット

さて、日曜午前に行ったコーツビル(Coatesville)のマーケット。

月に1回ということもあり、結構な人出。

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小学校の校庭を駐車場に開放しており、小学校低学年の子供たちが料金徴収と誘導のアルバイトをしていた。
"Gold Coin Donation"となっていて、1ドルもしくは2ドルを学校に寄付する決まり。

NZの子供たちは、こういったところや寄付の戸別訪問、スーパーマーケット前でのBBQ、学校のバザーなどで

「お金を得る」

という体験を頻繁にする。これってすごくいいことだと思う。お金を得ることの大変さ、大切さを肌身で知っておけば、

「お父さんお母さん、お金を稼いでくれてありがとう」

という気持ちに自然となりやすいのでは。日本では「中学生・高校生はアルバイト禁止」とかよくあるけれど、これとは正反対のNZの姿勢は

「社会ときちんと向き合っている」

という意味でよきことではないかと。

さて、マーケットでは地元民KOKOさんと待ち合わせをして、ぶらぶらと

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お店の数は50店舗くらい、タカプナの半分以下かな。はじっこでは地元民数軒が家で出た不要品を売るフリマをやっていたけれど、残りはビジネスベース。意外と野菜・果物は少なく、逆にアート系が多いのが特徴。

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この他にも吹き流し、風鈴チックな飾り、ガラスアート、じょうぶな木製プランターなどなど。手編み毛布とかもあり、なかなかに楽しい。

「ボール投げ」ゲームなどのアトラクションものもいくつか。みっちゃんはポニーライドに初挑戦。

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他は子供たちだけの中でちょっと異彩を放っていたけど、楽しそうだったのでよし。今度はワークワースにあるちゃんとしたところでチャレンジしますか。

お昼はsillydoveさんオススメのピザ。マルゲリータ$12。

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KOKOさんともども、ピザ屋の隣に座り込んで食べたのだけど、これが、めちゃうまい。みんなで「うめ~」を連発。チーズがおいしい、と思ってチラ見してみたら、普通にニューワールドとかに売っている業務用チーズ。高温で一気に焼き上げるあたりにコツがあるのかなあ。また食べに来よう。

今回購入したのは、ライム入りオリーブオイル、チョコレート、カップケーキ(これらはHedyへのお見舞い)、サラミ、パン3種、ブリーチーズ(タカプナマーケットにも出品しているおじさん。もう顔なじみ~)、アップルジュース1杯

残念ながら目当てにしてた栗は入手できず。地元民KOKOさん情報で近くに栗の木があるとのこと、早速行ってみる。

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道路脇の栗の木の下で実が山ほど落ちている。

「宝の山!!」

とコーフンして実をチェックしてみると、ほとんどはシワシワな不出来のやつばかり。まれにまるまると太ったものもあるけど、15分くらい探して結局10個程度の収穫。残念!

そうそう、当日はこのマーケット常連blackfacedsheepさんもいらしていたようなのだけど、会えずじまい。

マーケットめぐりも楽しくなってきた。次回はどこに行こうかな。

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ガラカメ、カジノ、レストラン桂

久々のガラカメ、堪能しますた。紅天女上演でてっきり月影先生は死んだと思ったのに、不死鳥のように甦ったところはすごい。マヤと亜弓のガチケンカと直後の大笑いシーンとあわせ、少女漫画ではなく「少年漫画の文法」に100%則ったところが、変な「てらい」がなくて素晴らしい。見事なまでの直球勝負ですな。

現在「別冊花とゆめ」にて連載中。いつ完結するかねえ。

昨日午後は前に借りていた家のオーナーHedyが退院したので、お見舞いに。お花やCoatesvilleで買ったチョコ・カップケーキ・オリーブオイル、それにみっちゃん手作りりんごパンをおみやげで持参。

その後近くのタカコさん宅におじゃまして、上記ガラカメを借りる。他にも稲中、コトーなどもあった。いいなあ。

さらに久しぶりにスカイシティ・カジノに。サクっと300ドル勝ち、即やめる。3月は久々に負けこんでいたので、4月は幸先のいいスタート。

せっかくなので、ランデブー・ホテルの桂で夕食。ここはお初なのだけど、日曜遅くということもあり広い店内には他に1組日本人客がいただけ。

寿司10貫($36)と刺身($13)、それに天ぷら御膳($55)を注文。いくら軍艦巻きがうれしかった。ただ、寿司は10種類ではなく5種類2貫ずつ。あと刺身とサーモン、マグロ、白身とネタがモロかぶりなので、片方だけでOK。どちらにもエビ・イカ・タコ・貝・青魚が無かったのは残念。Kiwiにはウケないからだろうなあ。このあたりのネタはどこで食べられるのだろう。誰か教えて~

天ぷら御膳はエビ、白身魚、かぼちゃ、クマラなどの天ぷらと付け出し。当然ながら穴子は無し。サーモンがここでもネタになっていたのは笑えた。ホント好きなんだねえ。味噌汁は601の方がおいしかった。

今度は評判のビュッフェに行ってみようっと。

Coatesvilleマーケットの話は後ほど。

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緊急入荷のため…

今日はCoatesvilleのマーケットに行ってきたので、そのエントリーを書こうと思っていたのだけど…

午後タカコさんのところに寄ったら

「ガラカメ(ガラスの仮面!)最新刊」

があり、「紅天女の章」全部含めお借りした。

というわけで、これから耽読に入ります。

マーケットレポートは明日になりました(笑)。

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デイライトセービングタイム終了

デイライトセービングタイム(いわゆるサマータイム)が今日で終了する。

寝る前に時計の針を1時間戻しておかなきゃ。

今回で言うと昨年9月28日から本日4月5日まで、6ヶ月超と期間が長いので既に「サマータイム」ではなく「デイライトセービングタイム」と言っているみたい。

この制度導入の是非について議論されるときは、いつも

「夏の夕方、日が暮れるまでが長くなるので遊びに行ける、エネルギー消費が減る」

というふうにメリットが説明される。

でも、もう一つ個人的には大きなメリットがある。

朝、明るくなる時間が遅くなること。

学生の頃とかはそんなことは全くなかったのだけど、10年くらい前から

「明るくなると目が覚める」

ようになった。
#ええ、ジジイです(笑)

そうすると、日本の夏は結構きつい。だって東京あたりだと朝4時半とかに明るくなってしまうんだもの。
#広島だとそれより30分くらい遅いので、まだマシ

せめて6時くらいまではゆっくり眠りたいので、遮光性カーテンを買ったり、それでも漏れてくる明かりを防ぐため、すきまに新聞紙を挟んだりとかしていた。

これが、NZだとこのデイライトセービングタイムのおかげで、夏のピークでも明るくなり始めるのはせいぜい6時ちょい前。というわけで、ゆっくりと眠れる。

ただ、逆に最近は7時過ぎないと明るくならないので、

「ちょっと適用期間が長すぎるのでは?」

という気はしている。

1年の半分以上時間をずらしているんだから、いっそのことこっちを本則にして、冬は「ウインタータイム」として1時間逆にずらすとか、の方がすっきりするかも。
#といってもそんな制度を採用している国は無いから、いたずらに混乱させるだけか。

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ジャッキー・チェンが歌舞伎町で不法滞在者に?「新宿インシデント」

新宿インシデント(★★★☆☆) @ Skycity Albany 日本公開は2009年5月より

スカイシティ・シネマ・チェーンではCINEMA ASIAと銘打って、アジア映画を常に2、3作品上映している。アジア映画といっても大半は香港映画か中国映画(今は珍しくONG BAK 2というタイ映画をやっている)。このCINEMA ASIAという企画、3年くらい前から始まったのだけど、当時はせいぜいQueen St.1カ所のみ1作品1日1回、というレベルだったのが、調子が良いようでどんどん上映場所、頻度が増えている。

オークランドではアジア系の比率が非常に高い。2006年国勢調査で広域オークランドの住民123万7千人のうち23万4千人(約19%)が自分をアジア人と回答している。これはNZ全体にいるアジア人の2/3にあたり、アジア系はオークランドに集中していることがわかる。

このうち控えめに見て7割超は中国系(中国本土、台湾、香港)なので、16万人ほどの中国人マーケットが存在している。それを狙うのはビジネスとして当然のことだろう。ちなみに日本人はせいぜい1万人。勝負になりませんな。チャイマ(チャイニーズ・スーパーマーケット)は無数にあるけれど、ジャパマ(ジャパニーズ・スーパーマーケット)は広いオークランドにわずか2カ所しかないというところからも、彼我の差は歴然としている。

さて、映画の話。今回はジャッキー・チェン総指揮・主演の香港映画なのだけど、舞台は新宿というちと変わりだねの作品。竹中直人とかも出演しているし、せっかくなので見に行った。

ジャッキー・チェンは音信不通となった最愛の恋人を探すため、不法滞在者として新宿歌舞伎町に潜り込む。最初は地道に暮らしていたが、偶然恋人と出会い、もう彼女が自分の元に戻ってこないことを知り、手段を選ばず金儲けに走るようになる。そして紆余曲折あってヤクザの幹部となり、歌舞伎町一帯をまとめるようになる。新しい恋人もでき、彼は幸せを手に入れたかに見えたが…

もう少し丁寧に作ればよい作品になったのに、という残念な気持ち。つっこみどころはたくさんあるのだけど、一番???と思ったのは、最初は真面目に暮らしていたジャッキー・チェンが、恋人の心変わりを機にいきなり「カネ儲け第一」に変節するところ。人ってそんなに急には変わらない。

加藤雅也演じるヤクザもキャラクターが一貫していない。最初は地道な組織運営を志向していたのに、組長になってからは組織拡大に走るようになる。この変節もどんな理由があるのかそれほど明らかではない。(権力を得ると人はどん欲になる、という一般的な説明の他は特に何もない)

竹中直人はいつもの過剰演技。周りに期待された通りに演じている。中国語、結構がんばって勉強したのでは。

「ジャッキー・チェンがアクションを封印?」

というアオリをどこかで見たけれど、そんなことはない。特に後半は多少なりとも見せ場はある。

ただし、今までのジャッキー・チェン作品のような明るさはほとんどない。ほぼ暗いトーンで夜のシーンも多く、そういった意味では今までの彼のイメージを覆す作品になっている。

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降旗学の実験2

さて、毎週楽しみにしている日経ビジネスオンラインの連載シネマde青春

お初の人は以下の2エントリーを読んでもらうと、理解が深まります。

デキルヤツノ条件 降旗学

降旗学の実験

今回は、普通に映画レビューがあるだけで、いつもの戯れ言がない。はて???

最後に

「出張につき、今週の“戯れ言”はお休みです。戯事もどうやら出張について行ってしまったようです。では。」

という謎めいた文句があった。

さてこのセリフ、どういう意味かというと、mixiの降旗学コミュに戯れ言が出張してきてしまったのだ。それも1トピではおさまらず、3トピ連投というおまけ付き。
#もう1週間たったから、種明かししてもいいでしょ。

日経ビジネスオンラインのコメント欄を出発点として、メーリングリスト、mixiコミュ、それに降旗学園 ちくわ部 部室と読者サイドで「降旗学ワールド」を広げていったところに、本人がお出ましとなったというわけ。

mixiでは過去本人が発言したこともあったけれど、まさか本編がそこに出張してくるとは思わなかった。

まさに何でもありの状態。

昔、筒井康隆がパソコン通信を使ったインタラクティブ小説「朝のガスパール」を発表した時に似ている。あの時はBBSの場が荒れて、しまいに筒井康隆本人がキレてしまいAAの原爆を投下したことがあったっけ。それに比べれば彼は非常にうまく場をコントロールしていると思う。

降旗学のこの一連の試みはどこかで

「ネットの双方向性を最大限に活用している」

と評されていたのを見たことがあるけれど、個人的には

「場がどこまで広がっていくのか」

についての実験のように思える。

そしてその試みはネットの中には限らないのではないか。

例えばTV、ラジオ、新聞といった旧来型メディアとの連携

例えば商品開発

とっぴかもしれないけれど、最近連発される「好きな食べ物」系のネタはそれの前振りかもしれない。
どこか地方都市と組んで「ネットのクチコミが生んだ(or リバイブさせた)B級グルメ」なんてのはすぐできそう。

例えば新人育成

コメント欄を使った500字程度のショートコラムで頭角を現した人を採用してアシスタント、独り立ちを狙う
もしくはそもそものコラム「シネマde青春」を譲るとか(笑い事じゃなく、本当にやりそうだから怖い)

などなど。ひとつのコラムが核になり、どこまでその影響力を広げられるか、という壮大な実験をしているような気がする。

彼ひとりだけでやるとも限らない。他のコラムニストと連携して上記のようなことを推進するかもしれない。

そんな妄想がふくらむくらい、枠にとらわれず

「伸び伸びやってる」

降旗学は面白いし、これからも要注目。

今すぐ見たいヤッターマンはまだ絶賛上映中。「ポチっとな」でよろしくお願いします→にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ 人気ブログランキングへ

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エイプリルフールネタ

本日はエイプリルフール。

スラドinternet watchそれにまぐまぐあたりでいつものようにウソ記事が連発中。GIGAZINEではまとめ記事があるので、参考まで。

いつも読んでいるblogでも散発的に四月馬鹿ネタが。

天皇皇后両陛下御成婚五十年記念、一万円紙幣発行へ

爆笑。昨今物議を醸し出した高橋洋一氏が登場しているのもよい。

リフレ派撤回と謝罪のお知らせ

こちらも面白いのだけど、ちゃんと読まないと「マジ?」と思ってしまう。

そーいえば、以前いたjalan.netでは、毎年4月近くになると

「今年はエイプリルフールネタをやろう」

と言うのだけど、いつもギリギリすぎて準備できずに話が終わっていた。今年も特に何もやってないみたい。まああれだけ規模が大きくなると、なかなかそういうネタをするのは難しいよね。

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