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2007/08/19

オーシャンズ13

最近歌舞伎町で映画を見ることが増えた。
「歌舞伎町シネシティ」と「ぴあ」のタイアップで発行した

歌舞伎町シネシティカード

で歌舞伎町で上映される映画が原則1000円で見れるようになったから。
#すでにカード配布は終了

というわけで、今日はオーシャンズ13(★★★★☆)@ミラノ座

プロデューサーのジョージ・クルーニーいわく、前作が不評だったために急遽リベンジのために製作したこの続編、十分愉しませてもらいました。

きれいどころジュリア・ロバーツとキャサリン・ゼタ=ジョーンズを外し、余計なラブストーリーを省略、

悪者アル・パチーノをいかに陥れるか

に集中してストーリーは進む。前作ほどのトラップ・どんでん返しは存在せず、ストレートにリベンジに向かう。

復讐劇だけに、オーシャンズシリーズとしては多少肩に力が入った感はぬぐえないが、それもまたよし。

ラスベガスに行ったのはもう20年も前の話。当時はおちぶれつつあるカジノだけの街、という印象だったのが大きく変わっている。久しぶりに行きたいな。

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2007/08/18

トランスフォーマー

トランスフォーマー(★★★☆☆)@新宿プラザ

レビューではたいがい酷評されており、一部に

「ロボットアクションだけを徹底的に割り切って見せているところがすごい」

とほめているのかけなしているのかわからないけど、一応評価しているものがあるくらい。

というわけで、怖いもの見たさに行ってみた。

元々トランスフォーマー自体が子供向けのおもちゃということもあり、これは子供向けの映画なのでは、という気もするのだけど、そんなものに1億5000万ドル(172億円!)もかけるのは、正気の沙汰とは思えない。でも、とりあえず米国内では興行収入目標をクリアしたみたいだし、日本でもそこそこ好調の様子。

子供向けとしても、ストーリーはあって無きがごとし。つっこみどころ満載で、シナリオ学校で卒業制作として提出したとしても「落第」となるような超ご都合主義かつ矛盾だらけのしょーもない内容。

ロボットアクションは確かにすごく、変身は超スムーズ。やっぱり子供向け(しかも小学校低学年)か。

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あかね空

あかね空(★★☆☆☆)@飯田橋ギンレイホール

ギンレイホールは1年間有効のシネマカードを持っているので、ある程度の駄作であれば「まあしょうがないか」とあきらめがつく。

でも、これは無いなあ。

原作はたぶん悪くない(読んでないけど)。ただただ演出の問題ではないかと。諸悪の根源は二時間ドラマを思わせる、オーバーな演技。特に石橋蓮司のあの「せき」は「私はもうすぐ死にます」と明確に伝えていて、鼻白む。中谷美紀の娘時代も学園ドラマのような「私は恋に恋する乙女!」的演技。

また、「中谷美紀が長男を溺愛する理由」や「悪役が豆腐屋を守ろうとする必然性」が伝わってこない。
#ちゃんと絵では見せているのだけど、説得力が感じられない。

一冊の単行本を2時間でむりやりおさめたため、説明不足になってしまったのかな。

ちなみに、内野聖陽の一人二役、みっちゃんに指摘されるまでわかりませんでした(笑)。

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2007/08/16

帰省

普段夏休みはお盆をずらして取るのだけど、今年は所属する部署がお盆に全員取ることになっていた。どこか旅行に行くことも考えたのだけど、バカ高いのでおとなしく実家に帰ることに。

といっても一応どピークをずらして13日に帰郷、16日に帰京の3泊4日。

到着後、すぐに手伝い。おまんじゅうを和紙で包んだり、箱を組み立てたり。夕食は弟夫婦と母と一緒に中華料理。一応高級店なのだけど、一皿600-900円と安く6人で12皿注文しても合計9700円。味も上々で腹一杯と満足。

夜は当然のごとく熱帯夜だったので、冷房をかけたままで寝る。何とか眠れた。

14日は弟の車を借り、高速経由で倉敷へ。アイビースクエアと美観地区をひとめぐりし、なぜか讃岐うどんのかな泉で夕食、7時過ぎに帰宅。

15日は時々菓子屋の手伝いをしつつ自宅のんびり。昼過ぎに7月に亡くなったおじさん宅に行き、お線香をあげる。夕食は帰省すると必ず行く、関東煮(かんとうだき:ホルモン)の稲田屋。うんまい~。寝床についてから久々にカイジを読む。限定じゃんけん、なつかしい。

16日朝7時の新幹線で帰京。

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2007/08/13

天然コケッコー

天然コケッコー(★★★★☆)@新宿武蔵野館

「リンダ・リンダ・リンダ」の山下監督作品。
#松ヶ根殺人事件は未見。

方言から最初はてっきり福山と広島の間にある瀬戸内海のどこか、と思っていたのだけど、途中で島根県とわかる。福山弁によく似てる。

全校生徒わずか6人の田舎の分校に引っ越してきた「イケメンさん」が小さな村に巻き起こす大小様々な波紋を丁寧に描く。

主人公右田そよ(夏帆)が抱える恋心の、やたら淡々とした描写が好感もてる。たぶん今時の中学生の恋愛ってこんな感じなんじゃないかなあ。

あふれんばかりの自然あふれる中、健全な男女交際をてらい無く撮った監督に拍手。

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2007/08/12

夕凪の街 桜の国

夕凪の街 桜の国(★★★★☆)@シネマスクエアとうきゅう

大好きな、心から大切にしたいと願う原作がどう料理されるか、期待半分不安半分だったけど、よくがんばったというところか。

てっきり「桜の国」をベースに「夕凪の街」部分がフラッシュバックで入ってくるよう大胆に再構成するかと思っていたら、ほとんど原作通りに展開。ただし、「桜の国(一)」部分が「桜の国(二)」に吸収されていた。

「おまえの住む世界はここではないと誰かの声がする」

などの原作の名セリフたちはほぼそのまま踏襲されている。ただし、原作ほど心に染み渡ってこない。このあたりは、他のシーンと同じペースで流すのではなく、もっとじっくり時間をかけて映すほうがよかったのでは。

原作はかなりのマンガ読みでないと見逃してしまう伏線がてんこ盛りなのだけど、そのあたりはうまく言葉で説明しており、原作を見ていなくても十分理解できたのでは。よく参考にしているサイト映画生活での評価も8月19日現在1位と高い。

皆実役の麻生久美子はハマり役。それに対する七波役の田中麗奈は原作に忠実とはいえ、ちょっと現実離れした極端なキャラになっているかなあ。

映画では伝えきれないところがたくさんあったと思うので、ぜひ原作をあたってもらえればと。

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2007/08/05

善き人のためのソナタ

善き人のためのソナタ(★★★★☆)@飯田橋ギンレイホール

ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ、共産主義体制維持のための国民総監視システムが正当化されていた暗黒の時代。シュタージ(国家保安省)は少しでも怪しいと思った人物について徹底的な監視・盗聴を行っていた。

ある劇作家を監視していた職務に忠実な主人公ヴィースラーが、作家が恋人や友人たちと交わす「自由」への希求や「むき出しの愛」にふれることにより冷徹だったはずの心がとけていく様を描く。

「職務に忠実」であることは、「善き人」の必要条件かもしれないけれど、十分条件ではない。「職務」が「善きこと」であれば問題ないけれど、そうでない場合は「職務に忠実」=「悪人」となってしまう。

主人公は「善き人」であろうと常に思ってきたはずだ。しかし、僕らから見ると彼が「善き人」になるのは、「体制」を裏切ってから(=当時の判断基準からすると「悪人」となってから)となる。なんて大いなる皮肉。

日本という、自由な意見の言える、相互監視の無い国に生まれ育って、本当に良かったと思う。これからも、この自由は無くしたくない。

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