ニュージーランドの入国検疫は厳しいことで知られている。
主な禁制品としては
鳥類の生肉、生卵
はちみつ
生のフルーツ、野菜、キノコ類
生木、球根、地下茎、根菜類、レイ(首にかける花輪)
サンゴ、象牙
などなど。
出発国によって肉類、乳製品などがNGのところも多い。
で、この厳しい検疫が噂を呼んで
「お肉は加工してあっても全部ダメ、レトルトカレーも没収」
「乳製品も全部ダメ、カップヌードルの具に玉子があったから没収された」
「めんたいこも没収」
なんて話を聞いたりネットにのっているのをしばしば見る。でも、NZ農水省サイトを確認してみると
動植物検疫
実際の検疫基準は色々言われているものとはだいぶ違っている。
詳しくは7 Eligibilityのところ参照。どれも下記条件さえ満たせば持ち込みOKとなっている
7.1 レトルトの肉製品
・賞味期限内
・商業用にパッケージされている
・元々封印されており、到着時にも封印されている
・骨が含まれているものについては、製造業者が適切な熱処理をしていることを宣誓してあること
7.7 日本を含む特定国から持ち込んだ乳製品
・商業用にパッケージされている
・元々封印されており、到着時にも封印されている
・原産国が明記
・合計20kg以下
7.14 お菓子、ケーキ、ビスケットなど
・賞味期限内
7.17日本を含む特定国から持ち込んだマヨネーズ、ドレッシング
・賞味期限内
・商業用にパッケージされている
・元々封印されており、到着時にも封印されている
・原産国が明記
※魚製品は以下参照
http://www.biosecurity.govt.nz/regs/imports/salt-freshwater
こちらも調理済みであれば海魚、川魚を問わず条件を満たせばOK
というわけで、今回実験くんをしてみた。全て「商業用にパッケージ」「賞味期限内」「封印済み」のもの
肉製品
・ふりかけ
・牛肉そぼろ煮
・レトルトカレー(キーマ)
魚製品
・魚の佃煮
・魚缶詰
植物関連製品
・梅干し
・フリーズドライスープ
・生めん(沖縄そば)
・みそ
・ゴーヤたまり漬け
・豆腐(正確には豆腐よう)
・茶葉
お菓子
・レーズンサンド
・チョコレート
結果は、ひとつひとつ検疫官が中身をチェックしたけれど、
全部OK
質問として、
「レトルトカレーに挽肉だけでなく骨は入っているのか?」
があったくらいで、あとは中身を開けて視認&わからない場合に聞いて確認したのみ。
ポイントはこれら条件を満たしているかどうか、検疫官が判定しやすいものを選ぶこと
つまり、
・商品として売られ、賞味期限も明記
・内容物がわかる(透明なパッケージがベスト、わからなくても写真などがパッケージに印刷されている)
・レトルト食品であれば、調理方法(お湯であたためるだけ!)がイラストで表示されている
あたりに気をつければたいがい大丈夫ではないかと。
ただ、「特定の原産国」という条件がある場合、検疫官が日本語を読めないと「これでは原産国がわからない」ということになり、その結果乳製品、ドレッシングなどが没収になっていると思われる。
NZで日本食品を買うと高いので、一時帰国時に荷物に余裕があればこれらを気をつけて持ち込んでみてくださいませ。
#ただし、検疫官によっては厳しい事を言って「全部ダメ」という人もいるだろうから、自己責任でお願いします。
その場合も条件は満たしているのでクレームをすれば時間はかかるけれどクリアできる可能性は高いと思います。
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